ペイン外来(痛みの外来)とは?
人間にとって耐え難いもののひとつとして、「痛み」があります。
ペイン外来では、麻酔科専門医により、その痛みを緩和させることを目的とした治療を実施いたします。
当院では、硬膜外ブロックを始めとした神経ブロック・内服薬治療・理学療法を患者様ごとに組み合わせた治療を実施いたします。
病気により細かく治療内容が変わりますので、診察の際には症状や経過など担当医にお気軽にご相談ください。
担当医について
湯舟 晋也(ゆふね しんや)
湯舟医師の木曜外来は、ペイン外来のみではなく、基本的に総合診療科で受けておりますので、痛みの外来以外でも木曜日にお気軽に受診して頂けます。
硬膜外ブロックとは
脳から背骨の中を縦につながって通っている神経の束を脊髄といい、その脊髄を包んでいる膜を硬膜といいます。
硬膜外ブロックとは、この硬膜の外側にある硬膜外腔という空間に局所麻酔薬を注射することで、神経の伝達を遮断して腰痛や足の痛みを和らげる治療法です。
※硬膜外ブロックを実施する場合は、
事前検査としまして、CT撮影・採血検査を行っております。
よく頂くご質問
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いつ診察を受け付けていますか
湯舟晋也医師が外来を担当している時間帯に受け付けております。
そのため、診療担当医表をご確認の上、お越しください。 -
治療対象の疾患は
頭痛、帯状疱疹痛、頚椎椎間板ヘルニア、腰椎椎間板ヘルニア、ギックリ腰、脊柱管狭窄症など、
痛みを伴う疾患につきましては対象としております。また、原因不明の痛みでお悩みの方も、ぜひ一度ご相談ください。
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硬膜外ブロックの所要時間は
硬膜外ブロック自体は、数分で終わりますが、血圧の乱高下や手足の脱力などの合併症が出ないかを観察するため、硬膜外ブロック後、30〜40分はベッドの上で横になって休んで頂いております。
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他でお薬を処方されていますが大丈夫ですか
当院では、神経ブロック・内服薬治療・理学療法を患者様ごとに組み合わせた治療を実施しているため、現状の処方薬を把握する必要がございます。
そのため、来院時にはお薬手帳をご持参頂きたく存じます。